作品概要

・タイトル:レディ・プレイヤー1
・原題: Ready Player One
・公開:2018年
・制作国:アメリカ
・監督:スティーブン・スピルバーグ
・キャスト:
タイ・シェリダン(Tye Sheridan)…ウェイド・オーウェン・ワッツ/パーシバル
オリヴィア・クック(Olivia Cooke)…サマンサ・イヴリン・クック/アルテミス
サイモン・ペッグ(Simon Pegg)…オグデン・モロー
森崎ウィン(Win Morisaki)…トシロウ / ダイトウ
マーク・ライランス(Mark Rylance)…ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー/アノラック
今回の映画は、2018年公開の『レディ・プレイヤー1』。
原作はアメリカの小説家アーネスト・クラインが2014年に発表した『ゲームウォーズ』。
その原作をもとにスピルバーグ監督がメガホンを取り、撮影はスピルバーグ作品の常連であるヤヌス・カミンスキーが担当。
批評家からの評価は平均的に高いとされている。(参考:Wikipedia)
あらすじ
貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される。それ以降、世界中の人々が謎解きに躍起になり、17歳の孤独な青年ウェイドもそれに参加していた。そしてある時、謎めいた美女アルテミスと出会ったウェイドは、1つ目の謎を解き明かすことに成功。一躍オアシスの有名人となるが、ハリデーの遺産を狙う巨大企業IOI社の魔の手が迫り……。
映画.comより引用
感想
80年代の洋楽オムニバスには必ず選曲されるヴァン・ヘイレンの「Jump」から始まるこの映画。
舞台は2045年のオハイオ州なんだけど、至る所に80年代のカルチャーが散りばめられている。
主人公のウェイドが住むのはスタックと呼ばれる集合住宅。

このコンテナが不規則に連なっている光景、PS3のゲームソフト『PORTAL2』の序盤に一瞬だけ見える荒廃した施設の積み重なった部屋を思い出す。
ドローンがピザを運んでいたり、現実世界に希望を見いだせない人間達がVRの世界に逃避する光景はそこまで遠くはない未来を描いていて、違和感なくストーリーに入ることが出来た。
この映画の見どころは、何と言っても80年代を始めとした各年代のカルチャー(映画、アニメ、音楽、ゲーム)が休む暇も無く次々と出てくるところだろう。
日本のカルチャーも数多く盛り込まれているのも嬉しい。(キティちゃん、ガンダム、三船敏郎、AKIRAなど)
個人的にはデロリアン(BTFに登場する車)でのカーチェイスシーンと、シャイニングの舞台がリアルに再現されていたシーンが一番良かった。
そして、劇中のゲームのヒントにもなっている「バラの蕾」。久しぶりに『市民ケーン』が観たくなった。
キャストについて
今回、気になったキャストと言えばやはりトシロウ/ダイトウ役の森崎ウィン氏。

そもそも、この映画を観るきっかけとなったのがAmazonプライムでたまたま観ていた『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』にゲストで出ていた彼がこの映画に出ていると言っていたから。
関連
ハリウッド映画でしかもスピルバーグの映画に日本人が出ていると聞けばそりゃあ観ないわけにはいかない。
彼の演技は寡黙で芯が強いサムライっぽい雰囲気とKIDSらしさが出ていてとても良かった。
今後もハリウッドでの活躍を期待したい。
最後に
ここ何年も映画を観ることから離れていた私には贅沢すぎるほどの作品だった。
デジタルネイティブと呼ばれるZ世代には身近な世界観だろうし、80年代当時のカルチャーをリアルタイムで体験した世代には宝箱のような映画だと思う。
世代を超えて楽しめる作品なのでぜひ親子で観て欲しい。


