『インターンシップ(2013)』リストラされたオジサン2人が中年の強みを発揮してGoogleのインターンシップに挑戦。実際のGoogleとの比較検証もしてみた。

2.5
コメディ
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作品概要

© 2012 – Twentieth Century Fox Film Corporation. 

タイトル:インターンシップ
原題The Internship
公開:2013年(日本劇場未公開)
制作国:アメリカ
監督ショーン・レヴィ
キャスト
 ヴィンス・ヴォーンVince Vaughn)…ビリー・マクマホン
 オーウェン・ウィルソンOwen Wilson)…ニック・キャンベル
 ローズ・バーンRose Byrne)…ダナ・シムズ
 アーシフ・マンドヴィAasif Mandvi)…ミスター・ロジャー・チェティ
 ジョシュ・ブレナーJosh Brener)…ライル・スポルディング
 ディラン・オブライエンDylan O’Brien)…スチュアート・トゥオンブリー
 ティヤ・シルカーTiya Sircar)…ネーハ・パテル
 トビット・ラファエルTobit Raphael)…ヨーヨー・サントス
 マックス・ミンゲラMax Minghella)…グレアム・ホートリー

今回は2013年公開(日本では劇場未公開)の『インターシップ』の感想を書いていきます。

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あらすじ

ビリーとニックは、時計販売会社のやり手中年セールスマンコンビ。だが、ある日突然、二人は上司から会社が倒産したことを告げられる。その原因はスマートフォンが普及したことで、わざわざ時計を買う人が少なくなったためだった。デジタル時代に取り残され、突然職を失った二人は途方に暮れるが、ある日ビリーが驚くべき提案をニックに持ちかけてくる。

それは、デジタル時代の代名詞である巨大企業「Google」が募集しているインターンシップに自分たちも参加しようというものだった。専門的な知識がない自分たちでは、まず無理だと反対するニックだったが、ビリーの熱い説得に渋々了承し、二人はインターンシップへの参加を決意する。

しかし、一流企業「Google」のインターンシップに参加する学生たちは、ほとんどが天才や秀才ばかりで、時代遅れの中年コンビじゃ到底敵うわけがなかった。だが、ビリーとニックは同じ落ちこぼれのインターンたちと協力し合い、独自のアイデアを用いて勝負をかけるのだった。

『インターシップ』Wikipediaより引用

キャスト

ヴィンス・ヴォーン(Vince Vaughn)

Wikipediaより転用

主演の一人、ビリー・マクマホン役をヴィンス・ヴォーンVince Vaughn)が演じている。

ヴィンスは1993年の『ルディ/涙のウイニング・ラン』で映画デビュー。1997年には『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に出演。それ以降、数々のヒット作品に出演し2008年にはフォーブス誌による「コストパフォーマンスの良い俳優」の1位に選ばれている。

2005年には、ブラピの前妻ジェニファー・アニストンと共演がきっかけで交際するも一年程で破局。

身長は196cmと高く、隣に並ぶ179cmのオーウェン・ウィルソンが小柄に見えるほど。この映画の中でも「ビッグフット」と馬鹿にされるシーンがある。

オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)

Wikipwdiaより転用

もう一人の主役、ニック・キャンベル役はオーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)が演じる。

大学在学中にウェス・アンダーソン(Wes Anderson)と出会って以来、脚本家として共同で手掛けた作品も多い。役者としては自身が脚本も手掛けた『アンソニーのハッピー・モーテル』(1996)でデビュー。2000年にジャッキー・チェンと共演した『シャンハイヌーン』がヒットし、知名度を上げた。その後『ナイト ミュージアム』(2003)や『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)などのヒット作品に出演。

今作で共演しているヴィンス・ヴォーンとは、2005年の『Wedding Crashers』でも共演しており、同作品は2億8,850万ドルの収益を上げるヒット作品となった。

実際のGoogleとの違いを検証

© 2012 – Twentieth Century Fox Film Corporation. 

今回の舞台はあのGoogleということで、映画の中で取り上げられているGoogleのオフィスにまつわるネタがどこまで本当なのかを検証してみることにした。

実際にインターン制度はあるの?

こちらは、実際にあります

Googleのホームページで募集しており、応募要件を満たしていれば誰でも応募が可能となっている。

撮影場所はGoogle本社?

これはノー

Google本社はカリフォルニア州・マウンテンビューにあるが、撮影はジョージア州アトランタにあるジョージア工科大学で撮影されたとのこと。

インターンシップは実際にあんな内容なの?

© Dylan O’Brien Daily

映画ではインターンがクィディッチ(ハリーポッターに出てくるスポーツ)で競うシーンがあったり、社外に出て営業をするシーンがあったが、実際にそんなこともするの?

これは…当然ながらノー

実際のインターンシップを経験した方の経験談を読む限りでは、映画のようにチームを組んでバトルをするようなプロセス自体無いようだ。

社内の食べ物は本当に無料なの?

© 2012 – Twentieth Century Fox Film Corporation. 

これはイエス

Googleのオフィス関係のネタとしては結構有名かも?

その他にGoogleの社内にはこんな物もある。

・昼寝ポッド
・マッサージルーム
・無料のカフェ

・図書館
・屋内バスケットボールコート(チューリッヒオフィス)
・クライミングウォール(ワシントン本部)
・卓球台、テーブルサッカー(ロシア・モスクワ)
・ビリヤード台、ヴィンテージのゲーム機(ベニス・ビーチのオフィス)
・ビーチボールバレーコート(マウンテン・ビュー本社)

映画に出てきた昼寝ポッドやバレーコートを始めとし、想像以上に色んなものがある。

ちなみに映画でインターンの参加者が被っていたプロペラの付いた帽子も実際に貰えるようだ。


【参考文献】

The Internship(Wikipedia)
私のGoogleインターンシップ体験記
突撃!世界各国のグーグルのオフィスはこんなにクール!
Googleの労働環境はどれほど悪いのでしょうか?(Quora)
Googleのインターンでは何か備品を貰えたりするのですか?(Quora)

感想

※この記事はネタバレがあります。未視聴の方はご注意ください。


アマプラのレビューの評価も割と高く、あらすじを見る限りでは面白そうだと思い観てみたが…感想は「うーん…」と言ったところ。

この映画は恐らく主人公の二人と同年代の中高年向けに作られた作品だと思うのだが、中年でリストラ、独身、子供と同じくらいの年代の若者に馬鹿にされるなど、中高年が観ていて気分が良くないシーンが多い。

逆に若者の視点で観たとしても、時代錯誤なオヤジギャグや、場の空気を読めない行動や、IT音痴っぷりなど、イラっとするシーンが多い。

一体誰の立場で観れば楽しめる映画なんだろう?

ド派手なクラブでテキーラかっくらってオッサンと若者が打ち解けるとか…こんなこと現代であり得るのだろうか。

あと、向こうのコメディ映画特有なのかもしれないが、登場人物の人種や体型や個性を馬鹿にしたシーンが多過ぎて不快だった。(長身、アジア人、デブ、オタク、コスプレなど)

そして、向こうのコメディ映画にありがちな冴えない男の主人公が、最後は美人のイイ女と結ばれる都合の良い展開。この映画にも案の定あった。

無職で中年男のニックがインターシップで入社早々、Googleのバリキャリ女性社員を口説き始める。

いやいや、手早すぎだし女を口説いてる暇などないだろ。笑

良かったなぁと思ったシーンもある。

最初はスマホから顔を離さなかったスチュアートが次第に人間的な感情を出すようになったこと。

イケイケと思いきや、実はシャイガールだったネーハをビリーが励ますシーン。

母親の言いなりだったヨーヨーが最後は自分の意見をハッキリと言えたこと。

そしておじさん達と若者が世代を超えて仲良くなれたこと。

お決まりの展開だとは思いつつも最後はハッピーエンドで終わってスッキリした。

最後に

向うのコメディは笑える作品もあるが、本当に合わないものは全く笑えないことが多い。

今回は残念ながら後者寄りだったかなぁ。

ヴィンス・ヴォーンはなかなか良い表情をする役者だなぁと思ったので彼が出演している別の作品も観てみたい。

あと、アラニスのあの曲もぜひカラオケで歌いたい。

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